今書いている詩(1242)「氷山」

今書いている詩(1424) 「氷山」

 


月光

冷たい肌の

貴女は

心も

女神さま

凍てつく

視線で

私を見て

おられる

 


日光

溢れる

輝きで

朝から

日没まで

私を見て

おられる

燃え尽きない

のぉ

 


両極の

大海に浮かび

身を沈め

隠している

貴女の

悲しみや

喜びの

過去を

知りたい

 


貴女の

身体は

真水

浄めの儀式に

欠かせぬ

氷塊

 


神は

動かぬお姿

仏は

波動で

貴女を

溶かす

 


崩れる

貴女を

抱きしめ

包み込み

護りたい

 


癒しの心と

場所が

この部屋の

片隅に

 


(画像はお借りいたしました)f:id:seibei414:20200108205538j:image