今書いている詩(1397)「出羽橋(出逢い橋)」

今書いている詩(1397)「出羽橋(出逢い橋)」

 


保育園から孫たちを連れて

帰るともう暗くなる

秋の日は釣瓶落としダァ

 


車を近くの駐車場に置き

道路近くに妻と孫がいた

手を挙げる

 


ジィージィーと行く

何処へ行くのと聞いても

意味不明な返事

 


城山川へ向かう

寒くなっているので

蚊も近寄らない

 


枯れかけた

猫じゃらしを抜く

小さいのは孫

黒い長い穂は

ジィージィ

 


大きいお兄ちゃん

猫じゃらしを抜くのが

大好きだったなぁ

 


学校から帰って

ソファの上で

ゲームに夢中かぁ

チィニィニィも

ゲーム

 


手を繋いで歩く

「抱っこで行く⁉︎」

と聞くが

ジィージィの手を

強く握って 

歩く

 


橋の下流に鴨は

イナイから

抱っこして道路を

横切ろうかなぁ

デモ 危ないから

辞め

 


信号機の交差点を

迂回

城山手のバスの折り返し場に

バスのストップ

 


孫と渡る

信号機が青に変わる

バスが出て行く

 


欄干から覗き込む

鴨が

三羽かなぁ

落ち着いて観る

四羽でした

 


慌てて

スマホを向ける

孫は欄干の隙間から

見ている

 


「よく見えるカィ」

抱っこをしたィが

隙間から見えるから

イイヨォらしい

 


写真と動画を撮る

暗い森が繋がる

道路を横切る

孫はもう一度行こうと

手を引く

 


橋の上から何かを投げている

老人に

「向こうに鴨が居ますよ」

「此処から 餌を撒いているんですヨォ」

 


鴨は水草を食べている

孫に

「暗いから帰ろうなぁ」

迎えの妻

 


二組の鴨の夫婦

一組はオシドリの娘夫婦

もう一組は老夫婦かぁ

 


奇人変人の老夫婦は

オシドリと言えるかなぁ

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