今書いている詩(1415)「処光」

今書いている詩(1415)「処光」

 


天に

有明の月

空の

龍神

連なる

屋根から

処光

 


歩めば

心も

軽く

美味しい

貴女と

出逢う

 


空気感が

伝わって

朝飯前に

身体も

満福寺

 


妻の帰りは

昼頃に

娘夫婦と孫たちは

イチョウ祭へ

 


ベランダの

布団も

処光を

浴びてる

 


裏返しの

青春時代へ

紺のカバーが

ベランダで

反転する

 


北斗七星に

妙見宮

天乃御中主は

御手に

地軸を

握り締める

 


貴女から

届いた

処光を

戴く

 


73歳の

キテレツ

老人が

 


菜箸で

貴女を

喰らう朝が

有る

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